生活習慣の改善
脂質異常症の管理では、日々の食事や運動、体重管理が重要です。毎日の積み重ねが、血液中の脂質バランスの改善につながります。
脂質や糖質を控えた食事
揚げ物や脂身の多い肉、甘いお菓子やジュースなどを摂りすぎると、悪玉コレステロールや中性脂肪が高くなりやすくなります。極端に制限するのではなく、食事全体のバランスを整えることが大切です。
バランスの良い食事
魚や大豆製品、野菜、海藻類などを取り入れた食事は、タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富で、脂質異常症の改善に役立ちます。外食や加工食品が多い方も、できるところから少しずつ見直していきます。
適度な運動習慣
運動は中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす効果が期待できます。ウォーキングなど、無理なく続けられる運動を生活の中に取り入れることが大切です。
適度な運動習慣
運動は中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす効果が期待できます。ウォーキングなど、無理なく続けられる運動を生活の中に取り入れることが大切です。
体重管理
肥満、特に内臓脂肪の増加は脂質異常症と深く関係しています。急激な減量ではなく、健康的に継続できる体重管理を目指します。
薬物療法
生活習慣の改善だけで十分な効果が得られない場合には、薬による治療を行います。
脂質異常症の薬にはさまざまな種類があり、コレステロールや中性脂肪の数値、動脈硬化のリスク、他の病気の有無などを考慮しながら、一人ひとりに合った薬を選択します。
スタチン系薬剤
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を下げる代表的な薬です。動脈硬化の進行を抑え、心筋梗塞や脳梗塞の予防にもつながります。
EPA製剤
中性脂肪を下げる作用があり、血液をサラサラにする効果も期待されます。動脈硬化予防を目的として使用されることがあります。
フィブラート系薬剤
主に中性脂肪が高い方に使用される薬です。脂質代謝を改善し、中性脂肪を下げる効果があります。
コレステロール吸収阻害薬
食事から吸収されるコレステロールを抑える薬で、スタチン系薬剤と組み合わせて使用されることもあります。
薬は「数値を下げること」だけが目的ではなく、将来的な心筋梗塞や脳梗塞を予防するためにも重要です。当クリニックでは、定期的に数値を確認しながら、無理なく継続できる治療を心がけています。