高血圧症

  • HOME>
  • 高血圧症

高血圧症

高血圧症

高血圧症とは、血圧が慢性的に高い状態が続く病気です。自覚症状がほとんどないまま進行することが多く、「サイレントキラー」とも呼ばれています。
放置すると血管に大きな負担がかかり、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病などの重大な病気につながる可能性があります。症状がない段階からの管理が非常に重要です。

このような方はご相談ください

  • 健康診断で血圧が高いと指摘された
  • 家庭で測ると血圧が高いことがある
  • 頭痛やめまいを感じることがある
  • 動悸や息切れが気になる
  • 塩分の多い食事をとることが多い
  • ご家族に高血圧や心臓病の方がいる

自覚症状がなくても、数値に異常がある場合は早めの受診をおすすめします。

高血圧症の原因

高血圧症は、ひとつの原因だけで起こるのではなく、生活習慣や体質、加齢などさまざまな要因が重なって発症します。自覚症状がないまま進行することも多いため、日頃からの管理が重要です。

塩分の摂りすぎ

日本人は塩分摂取量が多い傾向があり、高血圧の大きな原因のひとつとされています。塩分を摂りすぎると血液中の水分量が増え、血管に負担がかかることで血圧が上がりやすくなります。
ラーメンのスープや漬物、加工食品、外食など、日常の食事の中にも塩分は多く含まれているため、少しずつ見直していくことが大切です。

運動不足

運動不足が続くと血流が悪くなり、血管が硬くなりやすくなります。また、体重増加や代謝低下にもつながり、高血圧のリスクを高めます。

特別な運動をする必要はなく、ウォーキングなどの軽い運動を継続することが血圧管理につながります。

肥満

体重が増えると、全身に血液を送るために心臓へ大きな負担がかかります。特に内臓脂肪型肥満は、高血圧だけでなく糖尿病や脂質異常症とも関係が深く、生活習慣病全体のリスクを高めます。

無理な減量ではなく、継続できる体重管理が大切です。

ストレス

ストレスが続くと自律神経のバランスが乱れ、血圧が上がりやすくなります。忙しさや睡眠不足、疲労の蓄積なども影響することがあります。

体だけでなく、心の負担にも目を向けながら生活リズムを整えることが重要です。

加齢

年齢を重ねることで血管は徐々に硬くなり、血圧が上がりやすくなります。加齢による変化は自然なものですが、生活習慣を整えることで進行を抑えることができます。

健康診断などで定期的に血圧を確認することが大切です。

遺伝的要因

ご家族に高血圧の方がいる場合、体質的に血圧が高くなりやすいことがあります。ただし、遺伝だけで決まるわけではなく、生活習慣を見直すことでリスクを減らすことが可能です。

「家系だから仕方ない」と放置せず、早めに管理していくことが重要です。

高血圧症の治療

高血圧症の治療では、血圧を安定させることで、心臓や血管への負担を減らし、将来的な心筋梗塞や脳卒中を予防することを目的とします。

治療は、生活習慣の改善を基本とし、必要に応じて薬物療法を組み合わせながら行います。無理な制限ではなく、継続しやすい方法で取り組むことが大切です。

生活習慣の見直し・改善

高血圧の管理では、日々の生活を見直すことがとても重要です。毎日の積み重ねが血圧の安定につながります。

減塩(無理のない範囲での塩分制限)

塩分の摂りすぎは血圧上昇の大きな原因となります。ただし、急激な制限は続きにくいため、まずは「スープを飲み干さない」「調味料をかけすぎない」といった身近な工夫から始めることが大切です。

当クリニックでは、患者さまの食生活に合わせながら、無理なく続けられる減塩方法をご提案しています。

バランスの良い食事

野菜や魚、大豆製品などを取り入れたバランスの良い食事は、血圧管理だけでなく動脈硬化予防にもつながります。

偏った食事や外食が多い場合は、できるところから少しずつ整えていくことが重要です。

適度な運動習慣

運動には血流を改善し、血圧を下げやすくする効果があります。特別な運動ではなく、ウォーキングなど無理なく続けられる運動を習慣化することが大切です。

患者さまの年齢や体力に合わせて、継続しやすい方法をご提案します。

体重管理

体重が増えると心臓や血管への負担が大きくなり、血圧も上がりやすくなります。特に内臓脂肪型肥満は高血圧と深く関係しています。

急激な減量ではなく、健康的に続けられる体重管理を目指します。

十分な睡眠

睡眠不足や生活リズムの乱れは、自律神経のバランスに影響し、血圧上昇の原因となることがあります。

質の良い睡眠を確保し、規則正しい生活を心がけることも、高血圧管理の大切なポイントです。

薬物療法

生活習慣の改善だけで十分な効果が得られない場合には、血圧を下げる薬を使用します。

高血圧の薬にはさまざまな種類があり、血圧の状態や年齢、生活習慣、他の病気の有無などを考慮しながら、一人ひとりに合った薬を選択します。

ARB/ACE阻害薬

血管を広げて血圧を下げる薬で、高血圧治療で広く使用されています。心臓や腎臓への負担を軽減する効果も期待されます。

カルシウム拮抗薬

血管の緊張を和らげ、血流を良くすることで血圧を下げます。比較的使いやすく、多くの方に使用されています。

利尿薬

余分な塩分や水分を体外へ排出し、血圧を下げる薬です。むくみを伴う方にも用いられることがあります。

β(ベータ)遮断薬

心臓の働きを穏やかにし、脈拍や血圧を下げる薬です。不整脈や心臓病を合併している方に使用されることがあります。

薬物療法は「一度始めたら終わり」ではなく、血圧の状態に合わせて調整していくことが大切です。当クリニックでは、定期的に血圧を確認しながら、無理なく継続できる治療を心がけています。

継続的な管理が重要です

高血圧症は、一時的に血圧を下げることが目的ではなく、長期的に安定した状態を維持することが重要です。そのためには、日常的に血圧を測定し、自分の状態を把握することが大切です。

また、定期的に通院しながら医師と一緒に状態を確認し、必要に応じて治療内容を調整していきます。さらに、食事や運動などの生活習慣を継続して見直していくことが、将来的なリスクを防ぐことにつながります。

当クリニックでは、無理なく続けられる方法を一緒に考え、長く安定した状態を保てるようサポートしています。

健診で指摘された方へ

健診で指摘された方へ

健康診断で「血圧が高い」と言われたものの、症状がないため様子を見ている方も多くいらっしゃいます。
しかし、高血圧は自覚症状がないまま進行し、ある日突然大きな病気として現れることがあります。
早い段階で対応することで、

  • 薬を使わずに改善できる可能性がある
  • 将来のリスクを大きく下げられる

といったメリットがあります。
「まだ大丈夫」と思わず、一度ご相談ください。さとこ内科クリニックでは、分かりやすい説明と丁寧な診療で、安心して治療に取り組める環境を整えています。

さとこ内科クリニック院長 戸成 智子

執筆者

さとこ内科クリニック院長戸成 智子

経歴

  • 1989年滋賀県立膳所高等学校卒業
  • 1995年大阪医科大学卒業
  • 1995年大阪医科大学 第三内科研修医
  • 1997年高槻赤十字病院 循環器内科
  • 2000年大阪医科大学 第三内科
  • 2004年大阪医科大学臨床研修センター
    臨床研修指導医
  • 2006年第一東和会病院 循環器内科
  • 2016年第一東和会病院 循環器内科副部長
  • 2019年大阪大学大学院医学系研究科
    先進融合医学共同研究講座
    特任研究員(兼任)
  • 2020年9月さとこ内科クリニック開院

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本心臓病学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本高血圧学会

資格

  • 医学博士
  • 日本内科学会認定 総合内科専門医
  • 日本循環器学会認定 循環器専門医
  • 日本糖尿病協会 糖尿病認定医
  • 日本東洋医学会認定 漢方専門医
  • 臨床研修指導医
  • 労働衛生コンサルタント

077-554-7070

Web予約