腎臓内科

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腎臓内科

腎臓内科

さとこ内科クリニックでは、腎臓の働きに関わる病気についても診療を行っています。腎臓は体の老廃物を排出し、体内の水分や塩分のバランスを整える重要な臓器ですが、異常があっても自覚症状が出にくいのが特徴です。

そのため、健康診断で指摘されて初めて気づくことが多く、早期の段階での対応が大切になります。

このような方はご相談ください

腎臓の病気は症状が出にくいため、以下のようなきっかけで受診される方が多くいらっしゃいます。

  • 健康診断で尿検査や腎機能の異常を指摘された
  • 尿にたんぱくや血が混じっていると言われた
  • むくみが気になる
  • 血圧が高い状態が続いている
  • 糖尿病や高血圧を指摘されている

こうした段階で適切に評価することが、腎機能の低下を防ぐことにつながります。

腎臓の役割

腎臓は、腰のあたりに左右ひとつずつある臓器で、体の中の“ろ過装置”のような役割をしています。血液をきれいに保ちながら、体の水分や塩分、血圧のバランスを整えるなど、健康を維持するためにとても重要な働きをしています。

しかし、腎臓は悪くなっても初期には自覚症状が出にくく、「気づいた時にはかなり進行していた」ということも少なくありません。

老廃物を尿として排出する

腎臓は、血液をろ過し、体に不要な老廃物や余分な水分を尿として排出しています。

この働きが低下すると、老廃物が体にたまり、だるさや食欲低下、むくみなどの原因となります。さらに進行すると、透析が必要になる場合もあります。

体の水分・塩分バランスを整える

腎臓は、体内の水分量や塩分濃度を一定に保つ役割も担っています。

腎機能が低下すると、水分や塩分をうまく調整できなくなり、むくみや高血圧につながることがあります。

血圧を調整する

腎臓は血圧をコントロールするホルモンにも関わっています。

そのため、腎臓が悪くなると血圧が上がりやすくなり、逆に高血圧によって腎臓へさらに負担がかかるという悪循環が起こることがあります。

血液をつくる働きを助ける

腎臓は、赤血球を作る働きを助けるホルモンを分泌しています。

腎機能が低下すると、この働きが弱くなり、貧血による疲れやすさや息切れにつながることがあります。

骨の健康にも関わっている

腎臓は、骨を丈夫に保つために必要なビタミンDの活性化にも関わっています。

腎機能が低下すると、骨が弱くなったり、骨折しやすくなったりすることがあります。

腎臓の病気は自覚症状が少ないことがあります

 

腎臓の病気は、かなり進行するまで症状が出にくいことが特徴です。

健康診断の尿検査や血液検査で初めて異常を指摘されることも多く、「むくみ」「尿の泡立ち」「夜間の尿回数増加」などの症状が出た時には、すでに腎機能が低下していることもあります。

そのため、健康診断で尿蛋白や腎機能異常を指摘された場合は、早めに受診し、継続的に管理していくことが大切です。

腎臓の主な病気

腎臓にはさまざまな病気がありますが、特に多いのは、生活習慣病と関係する腎機能の低下です。腎臓の病気は初期には自覚症状が少なく、健康診断の尿検査や血液検査で初めて指摘されることもあります。

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の働きが慢性的に低下している状態です。尿蛋白が出ている、腎機能を示す数値が低下しているなどの異常が続く場合に疑われます。

初期には症状がほとんどありませんが、進行するとむくみ、だるさ、食欲低下、貧血、高血圧などが現れることがあります。さらに進行すると腎不全となり、透析が必要になる場合もあるため、早い段階で見つけて進行を抑えることが大切です。

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症は、糖尿病によって腎臓の細い血管が傷つき、腎機能が低下していく病気です。糖尿病の合併症のひとつで、初期には自覚症状が少ないまま進行します。

尿にたんぱくが出ることで気づかれることが多く、進行するとむくみや血圧上昇、腎機能低下につながります。血糖値だけでなく、血圧や脂質の管理も重要です。糖尿病をお持ちの方は、定期的な尿検査と腎機能の確認が大切です。

高血圧性腎障害

高血圧性腎障害は、高い血圧が続くことで腎臓の血管に負担がかかり、腎機能が低下していく状態です。腎臓は細い血管が集まった臓器のため、血圧の影響を受けやすい特徴があります。

高血圧によって腎臓が悪くなる一方で、腎臓の働きが低下するとさらに血圧が上がりやすくなるという悪循環が起こることもあります。腎臓を守るためには、血圧を安定させ、塩分の摂りすぎを控え、継続して管理していくことが重要です。

検査について

腎臓の状態を把握するためには、検査が重要です。当クリニックでは、以下のような検査を行っています。

血液検査

血液検査では、腎臓の働きを示すクレアチニンやeGFRなどの数値を確認します。

クレアチニンは、体の老廃物の一種で、腎臓の働きが低下すると血液中に増えやすくなります。eGFRは腎臓がどのくらい働いているかを示す目安となる数値で、慢性腎臓病の評価にも用いられます。

これらの数値を確認することで、腎機能の低下がないか、どの程度進行しているかを把握します。

尿検査

尿検査では、尿中にたんぱくや血液が混じっていないかを確認します。

尿たんぱくは、腎臓に負担がかかっているサインのひとつです。また、血尿がある場合には、腎臓や尿路に異常がないかを調べる必要があります。

見た目では分からない異常も尿検査で見つかることがあるため、健康診断で指摘された場合は放置せず確認することが大切です。

腎臓病の治療

腎臓の病気は、進行を抑えることが治療の中心となります。完全に元に戻すことが難しい場合もあるため、早期に発見し、悪化を防ぐことが重要です。

治療では、腎臓への負担を減らしながら、生活習慣病の管理も含めて総合的に行っていきます。

血圧の管理

高血圧は腎臓に大きな負担をかけるため、血圧を安定させることが重要です。

必要に応じて降圧薬を使用しながら、腎臓を保護する治療を行います。特にARBやACE阻害薬は、血圧を下げるだけでなく、尿たんぱくを減らし腎臓を守る効果も期待されます。

血糖値のコントロール

糖尿病は腎臓の細い血管を傷つける原因となり、糖尿病性腎症につながることがあります。

血糖値を安定させることで、腎臓への負担を減らし、腎機能悪化の予防につなげます。食事や運動、必要に応じた薬物療法を組み合わせながら管理していきます。

食事内容の見直し

毎日の食事は、腎臓への負担に大きく関わっています。

塩分の摂りすぎは高血圧やむくみにつながり、腎臓に負担をかけます。また、腎機能の状態によっては、たんぱく質やカリウムなどの調整が必要になる場合もあります。

極端な制限ではなく、患者さまの生活スタイルに合わせながら、無理なく続けられる食事改善を行っていきます。

塩分やたんぱく質の調整

腎機能が低下すると、体の中に老廃物がたまりやすくなるため、食事内容の調整が重要になります。

特に塩分を控えることは、血圧やむくみの改善につながります。また、腎機能の状態によっては、たんぱく質の摂りすぎが腎臓への負担になる場合もあるため、必要に応じて調整を行います。

生活習慣の改善

適度な運動、体重管理、禁煙、十分な睡眠なども、腎臓を守るために大切です。

高血圧や糖尿病、脂質異常症などを総合的に管理しながら、腎臓への負担を減らしていきます。

定期的な検査と継続管理

腎臓病は、症状が少ないまま進行することがあるため、血液検査や尿検査を継続して行いながら状態を確認していくことが重要です。

薬物療法

腎臓病では、腎機能の低下を抑えるために薬物療法を行うことがあります。

腎臓の状態や原因となっている病気、高血圧や糖尿病の有無などを確認しながら、一人ひとりに合った治療を行います。

降圧薬(ARB・ACE阻害薬など)

血圧を下げるだけでなく、尿たんぱくを減らし、腎臓への負担を軽減する効果があります。慢性腎臓病や糖尿病性腎症の治療でもよく使用されます。

糖尿病治療薬

糖尿病性腎症では、血糖値を安定させることが重要です。最近では、血糖値を下げるだけでなく、腎臓を保護する効果が期待される薬も使用されています。

利尿薬

体に余分な水分がたまることで起こるむくみや高血圧を改善するために使用されることがあります。

尿酸を下げる薬

高尿酸血症がある場合、尿酸値をコントロールすることで腎臓への負担軽減につながることがあります。

薬物療法は、「数値を改善すること」だけが目的ではなく、腎機能悪化を防ぎ、将来的な透析リスクを減らすことも大切な目的となります。

また、腎機能が低下している方では、薬の種類や量に注意が必要な場合もあるため、定期的に検査を行いながら安全に治療を進めていきます。

早い段階での対応が大切です

早い段階での対応が大切です

腎臓の病気は、症状が出てからでは進行していることも少なくありません。しかし、健康診断などで早期に異常を見つけることができれば、進行を抑えることが可能です。

滋賀県栗東市のさとこ内科クリニックでは、検査結果を分かりやすくご説明し、今の状態に応じた適切な対応をご提案します。

「数値が気になる」「異常を指摘された」という段階でも構いません。将来の腎臓の健康を守るためにも、お気軽にご相談ください。

さとこ内科クリニック院長 戸成 智子

執筆者

さとこ内科クリニック院長戸成 智子

経歴

  • 1989年滋賀県立膳所高等学校卒業
  • 1995年大阪医科大学卒業
  • 1995年大阪医科大学 第三内科研修医
  • 1997年高槻赤十字病院 循環器内科
  • 2000年大阪医科大学 第三内科
  • 2004年大阪医科大学臨床研修センター
    臨床研修指導医
  • 2006年第一東和会病院 循環器内科
  • 2016年第一東和会病院 循環器内科副部長
  • 2019年大阪大学大学院医学系研究科
    先進融合医学共同研究講座
    特任研究員(兼任)
  • 2020年9月さとこ内科クリニック開院

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本心臓病学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本高血圧学会

資格

  • 医学博士
  • 日本内科学会認定 総合内科専門医
  • 日本循環器学会認定 循環器専門医
  • 日本糖尿病協会 糖尿病認定医
  • 日本東洋医学会認定 漢方専門医
  • 臨床研修指導医
  • 労働衛生コンサルタント

077-554-7070

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